帰国に向けて(アパートの解約、Craigslistへの掲示)

4月から日本で働くことが決まり、1月頃から徐々に帰国準備をしています。

まず最初に行ったのが、アパートの解約について。

アメリカには不動産屋があまり無く、基本的に自分でアパートのLeasing Office (リーシングオフィス)に出向いて契約、解約を行う。
今住んでいるアパートも、何年か前にLeasing officeに直接行って契約をした。

うちのアパートでは契約内容は1ヶ月/6ヶ月/12ヶ月契約があり、
 1ヶ月契約 月1500ドル
 6ヶ月契約 月1400ドル
 12ヶ月契約 月1300ドル
といった家賃設定だ。

恐らくうちの近所はどこもこのような値段設定だと思う。
日本でよくある礼金や更新手数料が無かったのはありがたかったけど、今回ネックとなったのが「違約金」だ。

もともと長く住む予定だったので、初めから12ヶ月契約をした。
ところが今回急に帰国が決まってしまったため、契約途中で解約しなければならなくなった。
つまりそれは、違約金(1ヶ月分の家賃、1300ドル)の発生を意味する。


でも、違約金の支払いを回避できる方法もある。
それは「後任者を自ら探す」ことだ。
方法としては、知り合いや口コミ、インターネットがあり、自分も職場関係やネットを駆使して大募集した。

一番よいのは新しく日本から留学などでくる方に家具ごと引き継いでもらうことだったが、急であったこともあって、そのような人は見つからなかった。

日本人に引き継いでもらえるといろいろ安心なので、日本人向けの情報ウェブサイトである「サンディエゴタウン」にも広告を出したが、空振り。

1300ドルの違約金を払えば済む話なのでお金で解決しようかとも思ったけど、もう少しがんばってみようと思い「Craigslist」にも広告を出した。
Craigslistはネットで物の売買、ルームメートの募集を無料で載せれるホームページで、アメリカではそれを使った取引が日常的に行われてる。


そこで、今回は以下の内容で募集をした。

タイトル
$1305 / 1br - 860ft² - 1 Bedroom in La Jolla Crossroads, available in March (UTC, La Jolla)

本文
I have a 1 bedroom/1 bath apartment in La Jolla Crossroads, which is in the UTC area (3 miles away from UCSD).
Since I recently got a job in a totally different place, which starts in April, I'm now looking for somebody who can take over my place beginning in March.

The rent is $1305 per month and the security deposit is $600.
The 1 year lease will expire in August, but you can of course renew the contract.

The apartment comes furnished with a microwave, fridge, dishwasher, washer and dryer, walk-in closet, nice patio, AC and Heater.
The apartment also have the gym, pool, and Gated Assigned Parking.
Since I'm moving out the country, I can sell my queen size bed, sofa, table, chairs, desk, kitchen stuff, dishes, bike, book shelf, and lamps at a reasonable price.

If you have any questions, feel free to contact me.


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住んでいたアパートの1ベッドルームがちょうど満室だったこともあり、募集を始めてすぐに問い合わせメールがたくさん来た。

メールの書き方、内容で「この人たちは信用できる人か、危ない人じゃないか、ちゃらちゃらしてる人ではないか」を判断するのが大事だ。

例えば、このような人には返事すらしなかった。
Good morning.
Your contact number please?
Thanks

返事をした人は、こんな感じの問い合わせメールだった。
Hi There!
My boyfriend and I are wanting to move to Crossroads and we stumbled upon your posting. We found it to be the perfect opportunity because we are looking to move in March and subleasing through you would give us the perfect opportunity for us to get a taste of living at Crossroads for a few months before having to sign for an entire year. We would love to come by and take a look at your place. Please reply or feel free to text/call me anytime at (858) XXX-XXXX. We look forward to hearing back from you!
Thank you!

本気度が伝わってきたので合格!
結局この人に決まったんだけど、流れとしては

1. Craigslistで募集開始
2. 連絡をくれた人とメールや電話のやりとり
3. 候補者が見学にくる
4. 正式に、引き継いでもらえるかの返事をもらう
5. OKだった場合、security deposit(手付金)を払ってもらう
6. Leasing officeへ一緒に行き、正式に引き継ぎ契約を行う

であるが、5番で相手は手付金を払うのを拒んだ。
向こうの言い分は、手付金をだましとられたら嫌だから、というものだった。
その可能性もあるなと納得できたので、結局6番の引き継ぎ契約を行った際にお金をもらった。
相手にもらったお金は、日本で言う敷金(security deposit)と家賃の一部だ。

候補者が見学に来る際に部屋を大掃除するのが手間だったり、最後まで「この人たちはちゃんと引き継ぎ契約をしてくれるのか」、「契約日に現れなかったら、また1からやり直しか」とそわそわしたりしたため、違約金をポンと払って解決するのが一番手間もかからず時間も労力も使わない道であったが、超円高の今、節約できるところは節約せねば。


これでアパート問題は解決。

帰国準備は他に、車の売却、家具の売却、仕事の退職手続き、荷造りなど、けっこう大変。
順番にブログに載せる予定です。

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